デュマ法たんぱく質の測定について

食品分析において、たんぱく質は総窒素をはかり、食品ごとに窒素係数を用いて定量されている。これまでキールダール法が使われてきたが、近年燃焼法であるデュマ法が使われる様になってきたようである。元素分析計はデュマ法そのものであるが、試料量はg単位である。食品のような不均質なものは試料サイズを大きくした方が測定のばらつきが小さくなるためである。しかし、50mgでのデータなども報告されている。弊社の微量分析2-3mgで分析できないか・・・試料をミクロ化すれば良いと考えた。最近、粉砕技術が進歩して、試料をナノサイズまで均質化できるようになった。試料の前処理の工夫で食品関係の方面にも利用が可能である。窒素含有量の少ないものには10-20mg量で対応できる。分析は秘密保持なので公開できないが、「おから」など依頼が来ている。分析料金は1件2500円(税抜き)。低価格で利用をお待ちしています。