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超微量天秤の効果

超微量天秤は0.1μgの感度で検知しており、外気の動きや湿度温度の微妙な変化をとらえるため、静止することが難しく、微量天秤のように安定した感じがないため使用を嫌うオペレータが相当います。しかしながら、超微量天秤は安定するとランプがついて知らせます。その状態は非常に精密なひょう量ができる条件が出来たという意味ですので重要な測定環境の判断基準です。

また、不安定なサンプル・・・吸湿性や酸化性の強い化合物は超微量天秤上ではひょう量が安定せず、アルミ箔ボートなどで密閉しなければ測れません。一方、微量天秤で計れた場合は、その不安定さに気がつかないため、分析計に挿入されるまでの間、試料は水を吸ったり、炭酸ガスを吸収したり、昇華したり・・変化し続けることになります。有機元素分析の正しい測定には、超微量天秤を使うようにしましょう。

科学と真実と分析装置

中世では世の中の人が信じていることを「違う」といえば罪人にされた。地動説を唱えて罪人になったガリレオは物が落下するスピードは質量に関係しないと2つのボールで証明した。WikiPediaによればガリレオの最初の科学論文は天秤を改良した「小天秤」というものだそうである。現存の理論体系や多数派が信じている説に盲目的に従うのではなく自分自身で実験も行って実際に起こる現象を確かめるという方法をとったため現代では「科学の父」と呼ばれているとのこと。分析装置もそのまま信じて使うのではなく、分析者が自分自身で確かめて使うべきではないかと思い、これまで頑張っている。

元素分析が合わない時は

元素分析は依頼されるサンプルの状態の分析結果ですが、理論値に合わないと問い合わせが来るので困っております。疑問を問い合わせることは構いませんが、分析者はサンプルに関しては全くその条件など関与していないのでコメントができません。操作上のミスがなかったか調べて回答しております。

この度、大学の元教授の先生よりご親切に他機器を利用して分析値を解釈した以下の情報をご提供いただきました。報告した分析値が合わない場合、ご参考ください。

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他の機器を利用して元素分析を解釈する例
(X線単結晶構造解析:XRD)
分析値
Found: C, 46.13; H, 3.42 %
はC19H16O7Fe2  としての計算値 C: 48.75,  H 3.45:% 
とは一致せず
XRD(X線単結晶構造解析)結果は結晶溶媒 CH2Cl2は2分子間の空隙に
配置していることを示し
(C19H16O7Fe2)2-(CH2Cl2)  としての計算値 C 45.87; H, 3.36%
に対応している。
なお、この結晶は長期間、放置で結晶溶媒の部分的留去を示す。

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デュマ法たんぱく質の測定について

食品分析において、たんぱく質は総窒素をはかり、食品ごとに窒素係数を用いて定量されている。これまでキールダール法が使われてきたが、近年燃焼法であるデュマ法が使われる様になってきたようである。元素分析計はデュマ法そのものであるが、試料量はg単位である。食品のような不均質なものは試料サイズを大きくした方が測定のばらつきが小さくなるためである。しかし、50mgでのデータなども報告されている。弊社の微量分析2-3mgで分析できないか・・・試料をミクロ化すれば良いと考えた。最近、粉砕技術が進歩して、試料をナノサイズまで均質化できるようになった。試料の前処理の工夫で食品関係の方面にも利用が可能である。窒素含有量の少ないものには10-20mg量で対応できる。分析は秘密保持なので公開できないが、「おから」など依頼が来ている。分析料金は1件2500円(税抜き)。低価格で利用をお待ちしています。

論文掲載の件

お二人の先生より以下の学会誌に謝辞を掲載してくださった御連絡いただきました。

感謝申し上げます。多くの研究者にこの活動を認知いただき、ご利用が増えますと分析報告も

早くできます。現在は、御依頼をゆっくりお待ちしているところです・・・・・。

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日本農業教育学会誌第47巻第1号(2016)
謝辞
供試したレンゲ粉末の窒素分析は、ア・ラビット・サイエンス超微量元素分析研究センター
佐藤綾子氏に実施して戴きました。記して厚くお礼申し上げます。
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最近一報アクセプトをもらいました。
http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2016/dt/c6dt01239f
他にも多くの分析結果を投稿中の学術論文に
使わせてもらっています。
ありがとうございます。

炭素率のこと

炭素率CN比は堆肥の品質表示項目になっています。たまたま農業関係の本で知ったのですが、C/N=20が植物の生育に良いようです。また、ミミズの最も繁殖する土壌の数値なそうです。ホームページ右隅に環境への取り組みとしてCN受託分析を紹介しています。最近、依頼者・小林総業さんから以下のメッセージが届きました。里芋の生育、凄いこと知りませんでした! CN比・・お役にたてればうれしいと思います。公定法に近い値が出ていると思いますが、突っ込んだ実験をして確かめてみたいと思います。

小林総業さんより
素早い対応ありがとうございました。微生物・バクテリアによる 森の環境を畑にと 事業を進めています。
9・7 里芋 -s
これは 我社の堆肥で育てた里芋です。  一株で6キロ60~80個 子芋がつきました。
キララの里  和楽輪の家  小林哲博 (一滴の農薬も 一粒の化学肥料も使わない実験中・・)

無機物に有機物を修飾したものの元素分析について

最近、依頼されるサンプルに、無機物Aへ有機物Bを修飾したものCについて

の依頼があります。目的はどのくらいの割合でついたか・・を知りたいと言うことのようです。

其のような場合は以下の方法をお勧めしています。

1.A,B,C,についてまず、基礎データをとるために、同じ条件で元素分析する。

2.それぞれの純度の確認にn=2で行う。

殆どの依頼がCの分析・・・だけですので分析値が0.5%以下の様な数値の場合

元素分析の測定は問題ありませんが、結果の解釈が困難ではないかと危惧しております。

ご参考下さい。

 

精密秤量用アルミ箔ボートの紹介

IMG_15アラビット社では超微量測定に左の写真のアルミ箔ボートを用いて試料をはかっています。以前は白金ボートを使用していました。白金ボートは1gあり、アルミ箔ボートは約7mgです。白金ボートは常に緊張して天びんにそっと載せなければなりませんが、アルミ箔ボートは軽量なので作業が楽で、正確です。この度、このボートを商品化しました。ボックス型ではなく片側が空いているのは試料の重さの調整をするためです。精密に試料を量るのに大変便利なものですので、御紹介致します。1個100円+消費税。10個から販売します。info@rabbit-sc.jpへご連絡ください。

起業6年の報告と今後の課題

平成22年4月22日、ア・ラビット・サイエンスは株式会社として資本金300万で一人で起業しました。

1.元素分析の利用が不便な研究者のため

2.超微量での元素分析の活用と普及を目的としています。

収入は分析料金、支出は入居施設への家賃支払い、消耗品費、修理費、通勤費、研究開発費。

6年で資本金回収、総計120万の収益がありました。

サンプルを受け取ってから1週間以内に報告は99.9%果たしました。

今後の課題は ” 3日以内に報告 ” 。

分析本数を倍増すれば可能です!

” ア・ラビット・サイエンス社の活動を、研究者御1人が御1人に広めていただきたい ”

どうぞよろしくお願いいたします。(ー_ー)!!

 

 

感謝:論文に掲載

論文謝辞へ掲載のお知らせを
いただきました。感謝して分析ニュースへアップいたします。
Journal of Agricultural and Food Chemistry, 2015, 63, 10778−10784.
ACKNOWLEDGMENTS
・・・・・・ The authors would also like togratefully acknowledge Mrs. A. Sato of A-Rabbit-Science Japan Co.,Ltd.
for ・・・・・