会社概要

会社情報

商号 株式会社 ア・ラビット・サイエンス
英文表記 A Rabbit Science Japan Co.,Ltd.
本社所在地
〒252-0816
藤沢市遠藤2020-5 湘南藤沢インキュベーションLABO212号室
事業内容 化学分析受託事業及び関連製品研究開発事業
設立 平成22年4月22日
資本金 300万円
従業員 なし
役員 代表取締役 佐藤綾子
資格 薬剤師

超微量元素分析研究センター設立趣旨について

東北大学薬学部中央機器室、及び静岡県立大学薬学部で、超微量分析を確立し、0.5mg量でも十分元素分析をできると確信し、実行してきました。近年、元素分析を利用することが困難な大学研究者が少なからずいることを知りまして、超微量の分析の普及と研究者の不便を解消したい、との思いから約1年起業セミナーを受けるなど諸準備をして2010年4月起業に踏み切りました。

決意ができたのは2010年1月に所属の赤井周司教授のご協力で、多数の大学研究者にアンケートをとらせていただきまして、良い回答を得たことによります。その際ご協力くださいました先生方に心よりお礼申し上げます。赤井周司教授は2013年3月より大阪大学薬学部に移動されました。変わりに医薬品化学分野の真鍋 敬先生の所属になりました。真鍋先生主催の赤井先生最後の講演会「霊峰富士を仰ぎ見て」は大変感動的なお話でした。そのご様子が静岡県立大学のHPに掲載されております。

さて、元素分析の専門家によるオープンな元素分析センターの設立が、現在元素分析の利用に不便を感じている大学研究者の皆様のお役に立てれば幸いです。また、伝統ある各大学の元素分析室の衰退がないよう、協力し合いながら、元素分析の普及拡大と技術の維持に努める決意をしております。CHN含有量の数μgでの定量は産業界でも必要とされる分野があります。素材管理の為のルーチンデータなど正確な測定値を必要とする場合はぜひご利用ください。(企業の方の分析料金はお問い合わせください

超微量元素分析研究センターの特徴

  • 0.5mg以下のサンプル量での分析を確立した。C,H,Nに関しては、10μgを検出できる技術を有する。
  • 秤量データ、分析装置出力データ、計算ソフトウエアによる処理過程を電子化し保存する(信憑性の確立)。
  • 検量域に関する研究を先駆けて確立した(学会発表した)。検量の専門知識を有する。
  • 分析担当者は元素分析に関しては長年の経験を待つ。
  • 特殊試料についての相談が可能である。
  • シンプルな事業経営で分析料金を抑えることに努める。
  • 他機器の技術者や合成専門家と連携して機器データの解析に関する専門センターとしての役割を担うことを目指す。