環境への取り組み

環境への取り組み

地球温暖化防止のために、政府により温室効果ガス排出量の規制が行われています。ア・ラビット・サイエンス社では地球環境への取り組みとして対象のCO2やN2Oについて貢献できることはないか考え、このたび堆肥、土壌,畜農関係者への受託サービス測定を始めました。

堆肥や土壌の 炭素率C/N比を低価格で測定いたします。個人の農家や家庭菜園をなさっておられる方々でもご利用頂けます。計測による合理的な方法で、堆肥や土壌の管理にア・ラビット・サイエンス社をぜひご利用ください。

分析測定料金(試料1点あたり)
■ 炭素率C/N比 5,000円

申込書はこちらからダウンロードお願いします。

サンプルの出し方

堆肥や土壌の各所から少しづつ採取し、よくすりつぶして1日天日干しし、大スプーン1杯くらいの量をビニール袋に入れて送付してください。臭気が出ないように十分密閉してください。

堆肥、土壌サンプル採取例

サンプル採取例

CN即定例

分析結果の例

分析結果サンプル(PDF・197KB)

※N%について

堆肥や土壌中に含まれるN%は0.1-6%位の低含有のものが多いようです(下記例を参照ください)。現状分析機関の分析測定データには、低含有N%についての知識が低く、正しい測定値とは思えないものが見られます。C/N比はNの値によって大きく違ってくるのでN%を正しく測定しなければなりません。

例えば
良い堆肥のC/N比が20-30とすると
C% 60% N%2%のものは
C/N=60%/2%=30ですが 2%のNを1.5%と誤って測定しますと
60%/1.5%=40となり 「良い堆肥」ではなくなります。

この0.5%の誤差は現状では簡単に起こる状態です。
ア・ラビット・サイエンス社では低含有量の標準試料を用いて正しい計測を行います。
低含有量の標準試料につきましてはアムコ社(元素分析計輸入販売業者)と共同で研究し、第73回有機微量分析シンポジウム2006で発表しました。

(例)堆肥の種類

窒素%
牛糞おがくず堆肥   0.5-1.0
牛糞堆肥       2.0-2.5
牛糞バーク堆肥    1.0-2.5
乾燥牛糞       2.0-3.0
豚糞おがくず堆肥   1.0-2.0
豚糞堆肥       3.0-4.0
鶏糞堆肥       3.0-5.0
鶏糞おがくず堆肥   1.0-2.0
乾燥鶏糞       4.0-6.0
ボカシ肥       2.0-6.0
落ち葉堆肥      0.5-2.0
わら堆肥       0.4-2.0
腐葉土        0.3-1.0