理論値にピッタリ合うためのお話

分析結果がCHNともぴったり合ったお話を書きました。その研究室をご紹介します。龍谷大学理工学部岩澤哲郎先生の研究室http://www.chem.ryukoku.ac.jp/iwasawa/  です。

サンプルを出されたのは4年生とのこと。この研究室より来る試料はほとんど理論値に±0.3%以内です。それで乾燥はどのようにされているかお問い合わせしたことがありました。元素分析はエックス線など他機器で構造を決めたからと出されることが多くなりました。岩澤研は古典に忠実に乾燥を非常に重視して元素分析用のサンプルとして認識して出されています。他機器で構造を決めたら、今度は元素分析用の試料という視点で再考されていただければ、ぴったりあうのですが。他機器で構造が決まっても元素分析で合うとは限らないのです。