元素分析の元素比を利用する発想について

「アメリカ化学会をはじめとする権威のある雑誌に投稿する際には、新規化合物のデータとして元素分析のデータが要求される。1HNMRデータの他に、high resolution massと13CNMRデータでもよいが、無機物が入っていればやはり元素分析に頼らざるを得ない」と有機合成研究者にいわれたことがあります。その元素分析が、最近なかなか合わないので気になっています。無機物や水分が除けない試料は元素分析では合いません。しかし、元素の比は正しく計測されていますので、元素比によってその構造に許容誤差%内に合うかどうかを調べることはできます。high resolution massのデータと同じように元素分析において「元素比」の計測を利用できないか・・・・・
ア・ラビット・社では新しい発想によるオリジナルな計算ソフトで処理した元素分析データを提供しています。元素分析の合わない場合でも元素比を利用して構造決定をすることは「±0.3%の許容誤差ないで可能」です。
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