CNT(カーボンナノチューブ)は殆ど燃えにくい炭素の塊であるように思っておりました。少し前に、初めてCNT(カーボンナノチューブ)の元素分析を経験しまして、500℃の低温でかなりの量の炭素を検出したので驚きました。2月4日にパシフィコ横浜でテクニカルショウヨコハマが開催されたので展示場を歩き回っておりましたら、某大学のカーボンナノシートが目に留まりました。メタンと水素から合成されるそうで出来上がったものは炭素で出来ていると説明されました。その純度の評価はどのように行うのか、大手分析機器メーカーのHPには以下の資料が載っています。
CNT(カーボンナノチューブ)の評価機器一覧・・以下
http://www.sse-shimadzu.co.jp/work/sol09.html
当社は低温での燃焼効率を改善した充填物の使用により酸素と燃焼温度をコントロールした条件での炭素の含有量を調べています。通常はグラファイトを100%検出する条件で行っています。ぜひ、CNT(カーボンナノチューブ)評価機器に利用されてみてださい。低温で検出の炭素と高温で検出の炭素の割合がわかります。